クジラは天然資源であり、牛は家畜
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捕鯨反対はの意見にこのようなものがあります。
クジラは天然の自然界に存在するものであり、ブタやウシは家畜であり、人間が管理できるものである。だから、クジラを取ることは自然界に非常に悪影響を及ぼすのであり、人間は自然界に影響が少ない、ウシやブタを食べるべきである。
捕鯨反対論者にはこういった意見をおっしゃる方が多いようです。
確かに、環境に高負荷を与え、自然環境を破壊する度合いが大きいのであれば、捕鯨はやめるべきかもしれません。また、上記の意見は一見もっともであるかのように見えます。
しかし、畜産業のほうが環境への負荷が大きいことをご存知でしょうか。
牛を育てるには当然ながら、たくさんの土地を開墾し自然を破壊する必要があります。また、多くの抗生物質を投与し、また、彼らが排泄する排泄物は地球環境に多大な悪影響を及ぼしています。
ウシは消化の過程でゲップをしますが、げっぷにはメタンガスが多く含まれています。ものメタンガスの温室効果は二酸化炭素の23倍以上といわれております。
なお、この牛による温室効果は全体の5~10%に当たるそうです。畜産が環境に悪影響を与えているかが解ります。
また、家畜を輸入するためにかかるエネルギーは捕鯨で鯨肉を取るためのエネルギーより非常に多くのエネルギーがかかるそうです。
家畜を我々が口にするまでにかかるエネルギーと、クジラ肉を口にするまでにかかるエネルギーは3~7倍程度家畜生産に要するエネルギーが多いのです。
以上のように、環境に悪いから、環境への影響が大きいから捕鯨をやめるべきという意見で反捕鯨運動をされている方は、まずは、反畜産運動をやったほうが良いのではないでしょうか?
補足ですが、畜産業界が飼料のために多くの穀物を使いますが、そのために穀物価格が高騰し、発展途上国への供給が滞っているという意見もあります。こういう意味でも、畜産のほうが悪影響が大きいと言えるのではないでしょうか。
なお、私は牛肉が大好きですので、エネルギーがかかっても牛肉が食べたいです。逆にクジラ肉はあまり好きではないので、こういったデータを見ると複雑です。
ただ、思うことは人間が生きていくということは自然破壊の繰り返しだということです。我々が存在する以上、自然破壊は止まらないのでしょう。
ですから、クジラ資源も計画的にしっかりと守るべきですね。
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