現在の日本の捕鯨について

前のページで、クジラの頭数についてみてきました。

中には、地球上に数千頭しかいないようなクジラも存在しましたね。

シロナガスクジラ・セミクジラなどは、数千頭単位でしか生息しておらず、絶滅危惧種としても数えられています。

そんな状況の中で、日本の捕鯨頭数を見てゆきましょう。

日本の調査捕鯨頭数

2006年 853頭
2007年 505頭
2008年 551頭
2009年 680頭

なお、上記以前の年(1980年~)も、おおむね500頭未満で推移しています。

 

日本の調査捕鯨捕獲計画数

種名 資源量 捕獲計画頭数 捕獲頭数/資源量
クロミンククジラ
(南極海調査海域)(*1)
442,000頭 850頭(±10%) 0.2%
ナガスクジラ
(南極海調査海域)(*2)
12,000頭 50頭 0.4%
ザトウクジラ
(南極海調査海域)(*2)
37,000頭 50頭 0.1%
ミンククジラ
(北西太平洋調査海域)
25,000頭 220頭 0.9%
イワシクジラ
(北西太平洋調査海域)
69,000頭 100頭 0.1%
ニタリクジラ
(北西太平洋調査海域)
25,000頭 50頭 0.2%
マッコウクジラ
(北西太平洋調査海域)
102,000頭 10頭 0.009%

日本捕鯨協会HPより。

上記の頭数はあくまで計画頭数であり、それほどのクジラは捕獲されていない。

 

以上が日本の捕鯨に関する状況である。毎年、500頭前後のクジラが調査捕鯨のために捕鯨されているということになります。

上記からもわかるとおり、絶滅危惧種の『シロナガスクジラ』『セミクジラ』は当然捕鯨されていません。

ただし、絶滅危惧種の中でもそこまでリスクは高くないまでも、絶滅危惧種としてリストアップされている、イワシクジラなどが捕鯨されていることも確かです。

私が思うのは、低リスクであるものであっても、やはり絶滅危惧に有るものを捕獲するというのはいかがなものかと思いました。

『調査』により得られるメリットと、『資源保護』のメリットを比較考量して、決定されるべきです。

私がこれらのデータから考えることは、

クジラをひとくくりに考えるのではなく、保護すべきクジラ、捕鯨してもよいクジラなど、明確に日本のみならず、各国に啓蒙するべきだと思います。

もっとも、捕鯨アレルギー国にこれらの意見は通用しないでしょうが・・・

ちなみにまとめとしては、絶滅危惧種としてリスクが有る程度あるものに関しては、捕鯨頭数を極端に減らすか、取りやめるかなどの措置は必要ではないかと思います。


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