捕鯨の歴史

捕鯨問題を考える上でまず考えなければいけないのが、世界の捕鯨の歴史についてであろう。

捕鯨反対の大きな理由の一つに、その数が減少したからというものがあるからです。それでは、捕鯨とはどのような歴史があり、どのような国が捕鯨をしてきたのでしょうか?

なお、捕鯨反対国の多くは過去に鯨油目的の捕鯨をおこなっていた国が多く含まれています。

 

捕鯨の歴史

大昔の捕鯨

世界の捕鯨の歴史は非常に古く、3000年以上前の先史時代から、捕鯨がおこなわれていたようです。これはノルウェーの壁画、日本の遺跡などからクジラの骨が見つかっていることからも解ります。

捕鯨は非常に古い文化的な背景を持っていることが解ります。

バスク人の捕鯨

その後捕鯨は世界に広まってゆきますが、大規模な捕鯨は1570年ころヨーロッパで起こりました。バスク人による捕鯨です。

バスク人は、『鯨油』やヨーロッパ貴族のための衣服に利用する『コルセット』用のクジラのひげなどを主要な特産品としていました。そして、バスク人はこのあたり(ビスケー湾や大西洋)のクジラをとりつくして、捕鯨業は衰退してゆきます。

イギリス+オランダによる捕鯨

16世紀後半ころから、オランダとイギリスは金もうけのために北大西洋で捕鯨を始めました。そして、毎年2000頭余りのクジラをとっていたそうです。

さらに、その後20世紀にはアメリカの捕鯨も加わり、大西洋において、セミクジラとホッキョククジラはほぼ絶滅してしまいました。

アメリカ式大量捕鯨

その後、大西洋などではクジラが姿を消し、捕鯨の主な場所は太平洋に移ってゆきます。これらを主に行っていたのが、アメリカおよびイギリスです。

両国は、19世紀にはマッコウクジラ、セミクジラを各1万頭前後捕鯨していたようです。なお、これらの捕鯨は『鯨油』目的の捕鯨で、肉などは捨てられていました。

 

世界においては、このような大規模商業捕鯨が繰り広げられてきたのです。

毎年、数万頭のクジラが19世紀には捕鯨されていたことを考えると、クジラが絶滅しそうになるのもしょうがないですよね。

 

日本を非難する前に、現在の捕鯨国にお詫びでもするべきではないでしょうか?


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